セーリングプログラムを一通りこなしたら、あなたは一応、立派なヨット乗り。さあ、新鮮なセーリングというスポーツをエンジョイしよう。
ヨット乗りの生態は、大別して二つに分かれます。どちらか一方に片寄らず、両方に足を突っ込むことがバランスのいいヨッティングライフを獲得するコツです。
クルージング族
宴会(沿海)派 最も普遍的なヨット乗り。寒いときはなかなか酔わないので、飲みすぎに注意。ちなみに、飲酒運転は禁止です。セーリングプログラム終了後に、どこかのヨットのクルーになって、ヨットライフを継続的に楽しむことが可能です。
ほかに、漁師派、日曜大工派などがあり、一芸に秀でるとヨットのオーナーに歓迎されます。

レース族
絶えざる技量の向上を志すあなたは、ぜひレース(レガッタ)にのめり込むべき。たとえ上位に食い込めなくても、限られた時間のなかで最大限のスピードを自分なりに追求することは有意義。ヨットエイドジャパンは、国際的なヨット組織であるIYRU/IFDSにつながっていて、パラリンピックなどの国際試合への選手派遣を(技量と根性があれば)行なっている。ヨットレースで活躍して、マスコミにがんがん登場して、明日のスターを目指そう!
レース族に最も多いのは、ワッチ派(身体を自由に動かせなくても、いい目と注意力さえあればできる)、次ぎがトリム派(風に応じて最善の帆の形を作るのがすべて!ボートスピードはあなたの集中力が大きく左右。経験を積むべし)、スキッパー派(戦略を立て、それを実行できるように頑張ろう)。やるからには、自分でヨットを買ってしまう。そんなクルマ椅子の先輩もいます!

レースで腕を磨こう!
ヨットレースは、2艇が決められたコースで速さを競い合う、アメリカーズカップに代表されるマッチレースから、複数の艇で世界一周する速さを競い合う、ホウィットブレッド世界一周レースに代表される外洋レースまでさまざまです。
ヨットエイドジャパンのチャレンジャーの中で、パラリンピックを目指してがんばっている人たちは、海上にスタートラインとフィニッシュライン、そしてその間に廻航すべきマーク(ブイ)を三角形や台形に設置して、スタートしてからフィニッシュするまでの速さを競い合うフリートレースの練習をしています。
このとき、帆走技術はもちろんのこと、さまざまな風や波の自然状況下において、それらを的確に読んで常にボートスピードをベストの状態に保つ能力や他の艇との駆け引き(いかに他の艇の風を奪うか)、さらにはルールを駆使した戦術(タクティクス)の勉強もしています。
ヨットレースに執り憑かれたレースフリーク達は、今日もまた、新しい刺激を求めてメインシートをさらに5ミリ引き込んでいます。
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