ヨットエイド九州が社会福祉・医療事業団(障害者スポーツ支援基金)の助成をうけて行う「九州一周バリアフリークルーズ」が宮崎県についで、鹿児島県で7月6、7日と行なわれました。
当日は、小雨が降ったりやんだりのすっきりしないお天気でしたが、予定通り参加者2名(うち障害者1名)を乗せて出航しました。今回参加された障害者の方は、以前漁船に乗っていた経験もあり、海や船にはとても詳しくロープワークでも様々な知識を私たちに教えてくれるほどでした。「車いすの自分がヨットに乗れるなんて思いもしなかった。久しぶりに海に出れて楽しかった。」とヨット体験後に感想を語ってくれました。
2日目の午前中は、幸いにも晴天となり宮崎県から参加してくれた1名の障害を持つ男性とご家族、そして日本人女性で唯一ヨットで世界1周を成し遂げた今給黎教子さんも一緒に「有明」に乗ってくれました。参加者は、「以前からヨットに乗ってみたかったのでとても嬉しかった。また、ぜひ乗りたい。」と言ってくれました。
午後は6名の障害を持つ方とご家族、介助者総勢10名が2回に分けてヨットに乗りました。ヨットが戻ってくる間はヨットエイドジャパンの大塚代表にヨットの楽しさなどについて講演をしていただきました。最初に出航したグループは途中で大雨に見まわれ、ずぶ濡れの状態でハーバーに戻ってきました。雨が降り続く中、次のグループも乗りたいとう強い希望からヨットを出航しました。幸いにも雨は出航してからすぐに止み、みなさん満面の笑みで戻ってきました。
悪天候でずぶ濡れになったにも関わらず、参加者それぞれが「とても楽しかった。貴重な体験をした。」とヨット上での感想を語り、次回も機会があったら参加したい意志を私たちに語ってくれました。今回の体験会で参加者にとって新たな楽しみと可能性を見出した2日間だったと思います。
また、今回の体験会には鹿児島県のKMSヨットヤード、鹿児島県セーリング連盟の関係者の方々などの暖かいご支援をいただき、無事終了することができました。本当にありがとうございました。 |



今給黎教子さん(後列右から3番目)
と鹿児島県セーリング連盟関係者の方々 |