九州一周バリアフリークルーズ in 福岡


  ヨットエイド九州が社会福祉・医療事業団の助成を受けて実施した「九州一周バリアフリークルーズ」が8月3日・4日に行われた福岡県での体験航海をもって無事終了しました。

 福岡では事前の準備の段階より福岡県セーリング連盟の方にお手伝いいただき、当日も万全なサポートでスムーズに体験航海を始めることができました。会場である福岡市立ヨットハーバーでは強豪の福岡大学ヨット部をはじめアテネオリンピックを目指す方々が活動されていて活気にあふれていました。

 3日の参加者の方は5名。大分からも国産初の障害者用ヨット「有明」に乗ってみようとヨットエイド九州メンバー2名と友人が参加。お手伝いとして福岡県セーリング連盟のベテランセーラーの方4名、協力艇を出していただいたオーナーさん、今回の企画を聞いて駆けつけて下さった一般のボランティアの方が集合し、まずは自己紹介より始まりました。参加者の方の中にはヨット経験者もいらっしゃり、ヨットエイド九州メンバーとヨット談義で盛り上がる場面も見られました。

 参加者の方は全員視覚障害をお持ちとのことで、直接参加者の方よりボランティアさんに介助の方法を説明していただきました。
 ミーティングの後は早速「有明」、そして協力艇「URAN」に分乗しました。「有明」は3回、「URAN」は2回出艇し福岡の心地よい風を楽しみました。普段風のない別府湾で練習しているヨットエイド九州のメンバーは福岡の風をしきりとうらやましがっていました。視覚障害の方は風を察知する力がすぐれており、操船を担当したセーラー達を驚かせたそうです。また、「有明」の快適な走りを実感でき、とても充実した1日だったとの感想をいただきました。
 最後にヨットエイド九州の中村会長より挨拶があり、1日目を無事に終了しました。

 2日目も1日目同様良い風に恵まれました。また、参加者は総勢17名。飛び入りの操船スタッフも加わり、前日以上ににぎやかな体験会となりました。2日目は午前中1時間半、午後1時間半のセーリングを行いました。最後に参加者、ボランティア全員よりセーリングの感想、イベントの感想を発表していただきましたが、「初めての経験でとても楽しかった」「機会があれば別府の練習にも参加したい」といった嬉しいコメントをいただきました。また、お手伝いいただいた方々からは「また気軽に声をかけて下さい」といった言葉をかけていただいたり、今後のアドバイスをいただき、福岡にも協力していただける仲間が増えたことを嬉しく思いました。

 福岡での多くの出会いに感謝しつつ、約1ヵ月にわたって行われた「九州1周バリアフリークルーズ」を無事に終了することができました。事前の準備から当日のサポート等多大なるご協力をいただいた福岡県セーリング連盟の皆さん、快くご自身のクルーザーを出していただいたオーナーさんをはじめ福岡県でご協力いただいた全ての方々にお礼を申し上げます。参加者、ボランティア、スタッフが一体となって作りあげた「九州一周バリアフリークルーズ」最終県での素晴らしい2日間でした。
ミーティング中


1日目、乗艇中の参加者


挨拶をするヨットエイド九州の中村会長


2日目、乗艇中の参加者


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